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ギャラリー

昨年、静岡の展示会で私を訪ねてくれた高校生。
彼は、明治期の艦船に興味があり、小野浜日記に触発され、
小野浜作品のリスペクトもしていますと、写真を見せてくれました。
一目で、作品のクォリティーの高さと表現力に感激し
彼の作品を小野浜日記にて紹介してもよいとの快諾を受け
ここに作品紹介をさせて頂くことになりました。

私的な視点で感想を付けさせて頂きます。
至らないところもあるかもしれませんが、
お気付きの際は、コメントくださいませ。


【 防護巡洋艦 「松島」 】

「シ-ルズモデル」さんより発売のレジンキットです。
キットは日露戦争時を再現されていますが、
この作品は小野浜同様、日清戦争時の状態を再現しております。
ですので、どこでどう苦労して作り上げたがが
一目でわかる作品であり、私の苦労をわかってくれる
唯一の作者でもある事に更に感激しております。
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最初、目に飛び込んできたのが窓が開口されていた事でした。
キットの繊細なモールドをバッサリ削り取り、ちょっとやられた感がありましたが、
その表現力には新鮮さもあり、中途半端では叶わない一品へと仕上がっています。
また、艦首飾りや舷側の錨固縛用金物も再現、細部のこだわりが見て取れます。
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中央部の艦載艇類にも手は加えられています。
立体感を出すために、漕ぎ手の座席が一つ一つのパ-ツで組み合わせてあります。
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艦尾には広大な木製甲板が広がっています。
下手をすると間延びの空間に落ち入ってしまうところですが、
艦首部から艦尾まで手摺と同様に天幕支柱で引き締めがなされ、
甲板部の昇降階段天幕下地も存在感を放っています。
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考証的にもなるほどと、小野浜が再現できなかった所を
キッチリ作り込んだ作品でした。


【 巡洋艦 「筑紫」 】

北洋水師 巡洋艦「超勇」「揚威」のプラモデルキットが、
中国の「S-Model」さんより発売されています。
同型艦でもある日本海軍の筑紫を小野浜同様、再現されています。
表現・再現共に先に紹介の松島と同様のクォリティーで仕上げられています。
考証的にも、建造中の楊威写真を元に作り込んだとの事でした。
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お気づきでしょうが、艦首部と艦尾部の砲塔開口部の処理が一品。
小野浜の目は釘付けでした。
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キットの砲塔シャッターは艦首部・艦尾部とも開口状態でモ—ルドされています。
そのモ—ルドを削り取り、一枚一枚を立体的に両者の差別化を図った演出に眼福です。
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製作途中の写真でわかるように、開口時を別パ-ツで砲塔天蓋部に平置きにしています。
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艦尾部は現存写真にも残る半開きの状態を表現しています。
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一枚一枚のパ-ツで臨場感のあるシャッタ-が再現されています。
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小野浜ももう一度製作の機会があれば、この辺りの表現を
キッチリ行いたいと内なる闘志を燃やしてくれた作品であります。


【 駆逐艦 「雷」 】

「シ-ルズモデル」さんよりメタルキットが発売されていました。
小野浜はメタルキットの制作方法が分らず、「片思い」にて船体の
型取りを行い、造形パテにて船体の整備を行いました。
彼の作品は全てスクラッチです。
残念ながら、小野浜は未だかつてスクラッチにての作品はございません。
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特徴ある4本煙突は爪楊枝で再現したとの事です。
煙突トップにはキッチリ雨除けキャップの格子が再現されています。
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このクラスの特徴的な半釣り合舵も再現されています。
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製作中の艦首・艦橋部の拡大です。
海図板の足は銅線で再現されています。
ディテ-ルは凡庸エッチグパーツの使い分けと上下空間を繋ぐ
支柱や階段にて立体感を表現されています。
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以上、彼の作品を紹介いたしました。
既にお気付きの方もいらしゃると思いますが、彼の作品は
モデルグラフィックなどの模型雑誌に紹介されています。

最後に簡単ですが、彼の紹介。
・神奈川県にお住いの現在高校3年生(4月からは大学生)の今後が楽しみの学生さん。
・ハンドルネ-ムは 「K-5」さん 、ツイッタ-でも最近の作品を見る事ができます。
・アドレス(ツイッターID @battleship_5) にお願いいたします。

K-5さん、ご協力ありがとうございました。
アップが遅くなり申し訳ありませんでした。

皆さま、ご覧いただき、ありがとうございました。

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テーマ : 模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル : 趣味・実用

タグ : 明治期の艦船

2018/01/02 19:00 |ギャラリーCOMMENT(4)TRACKBACK(0)  

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