高幡山湿原

 15年前に一度訪れた富山県と岐阜県の県境に高幡山があります。その山麓に湿原が広がっていますが、高幡山湿原と呼んでます。地図にも記載は無く車で無人となった長棟部落跡まで行くことが出来ます。年によっては雪・落石・倒木・林道の崩落などで到達不可能な時もあります。長棟部落跡からは、徒歩2時間程度の藪漕ぎで到達出来る秘境の湿原です。
5/22(土)は曇りでやや気温は高めでした。湿原内の水芭蕉は満開の状態で目的のギフチョウ・湿原のモンキチョウにも出会え、友達は近くの藪まで熊さんが接近しバキバキドドド・・・と山の中に消えて行く様子も観察できました。
たまに月の輪熊とのニヤミスはあるのですが、その姿を見る事はまれです。写真も撮りたいですが、思いは適いません。帰り道では山菜取り・岩魚釣りを楽しみながら無事に車にたどり着くことが出来ました。
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タグ : 水芭蕉 リュウキンカ 月の輪熊 ギフチョウ モンキチョウ 山菜

2010/05/27 12:16 |ギフ屋COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

祐延湖畔・東笠山

6/5(土)AM4:30起床、車の寝床と岩魚宴会の片付を済ませ昨夜のお礼をした後、岩魚仙人は富山と岐阜県境の標高1600程のピ-クを少し降った通称”無名湿原”へと旅立たれました。我々は、小口川林道~祐延湖畔~東笠山へと向かう。
起床時はそこそこ晴れ間があった空模様が小口川林道入り口で雲行きが怪しくなってきた。

富山平野から押し寄せた雲が、立山連峰にぶつかり下へ下へと垂れ下がって来る様子。
暗雲2010-06-05

釣竿を携帯してるし・♪山菜とりもできるし・♪と、お気楽二人の雲天行軍の始まりです。
祐延湖手前の峠までは蝶も居ないので目は山菜モ-ド。1時間程で峠着。リュックに忍ばせた缶ビ-ルがシュパ-と鳴る♪♪・・・干しするめが出てくる・・・♪と、道端に座り込む二人であった。寒かったのでフリ-スを着込む私でしたが、するとたちまち北の空に大きな晴れ間が・・・ほろ酔いの二人曰く、”幸運のフリ-スや~”などと先を急ぐことにした。

祐延湖が見えて来た~ァ。大きな晴れ間がやって来てくれました。
祐延湖2010-06-05

早速、湖畔に降り立ち。第一印象・・・踏み跡が無い!どうやら、我々がこの時期始めての人間のようです・・・?
ただ、先に上がった人が在るようでしたので対岸に入っているかもしれません?
祐延湖西又谷付近2010-06-05

まずは湖畔湿地付近・カタクリの群生地で蝶(ギフチョウ)の調査を行う、鮮度はまちまちながらスカボロは居なかった。カタクリもショウジョウバカマもミズバショウ・リュウキンカも満開でベストな時期のようだ!ただ、数が少ないような感じがした。

ミズバショウ・リュウキンカが山麓の谷筋に形成された湿地に咲き誇る。
祐延湖畔湿地2,2010-0605

祐延湖畔湿地2010-0605


それでは、東笠山へと足を向けましょう。

東笠山の固体に、こだわりはありません!
ただ、1993or1994年だったかギフヤ○○堂他数名で始めて訪れたこの地で、山上にて体験した光景は、眼下に広がる雲海でした。幾たびかの登頂にも拘らず、未だにあの感動を再度味わっていません。また、登頂ル-トも再確認の為に今年は登っておきたかったのです。先生にはお付き合いありがたく感謝しております。

山頂ではありませんが、雪解けの際に侵食された溝を登り詰めるとこんな景色が・・目前の薬師岳・北ノ俣岳。
東笠より薬師岳2010-06-05


とりあえず、目的ポイントに到着、ならば!缶ビ-ルがシュパーです。
東笠登頂パ-ティ-2010-06-05


森林限界の山頂は1697mです。草付とハイマツと湿地に小さな地塘があります。
森林限界より東笠頂上2010-06-05


祐延湖畔より東笠山の頂上までギフチョウの食草ミヤマアオイは生えており、頂上付近でも卵は観察できます。
蝶の調査は、湖畔より鮮度の良い固体が確認できました。数も多かったです。

東笠と西笠山の鞍部より祐延湖を望む。
東笠と西笠の鞍部より祐延湖2010-06-05


帰りは、行きと違いしんどかったです。
足は・・・・重たい!
先生に進言しました。・・・・自転車持って来て!!
先生は、山菜採りに夢中でした・・・・!







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タグ : カタクリ 水芭蕉 ビ-ル

2010/06/10 15:59 |ギフ屋COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

水無山湿原

6/6(日) 昨夜は、二日振りの温泉に浸かり生ビ-ルで勢いをつけ日本酒宴会。
本日向かうは、岐阜と富山県境に位置する標高1500弱の水無山湿原です。先生ご自慢のジムニ-君が大活躍です!!
到底、我が愛車サニ-では到達不可能な林道を約2時間少々で無事到着!

湿地の一部に散策用の木道が整備され、まるで観光地かと思わせる場所がある。とてもじゃないが一般車ではこの地に来ることは出来ません。なんの目的でこんな秘境に散策道が整備されているのか、理解できません!
水無湿原4`10-06-06

ミズバショウカタクリ・ショウジョウバカマは満開で美しい盛りです。
水無湿原`10-06-06

今日は、雲一つ無い晴天。気温も高く日なたでは、汗がしたたり落ちる暑い「鬼日」の様子。
ギフチョウはこのような時、木陰のある涼しい藪の中で活動します。
水無湿原6`10-06-06

午前中前半は湿地付近の藪のなかで観察し、後半は湿地内のピ-クで観察。
暑いせいでしょうか?思ったより数は少なく缶ビ-ル宴会で暇をつぶしていました。

ピ-クより乗鞍?方面の山々を見ることが出来ました。
水無湿原3`10-06-06

昼食を済ませ、ピ-クを下り湿地の藪・林道のきわなど思い思いの場所で蝶の観察を続けました。

日陰になる林道には、まだ残雪が・・・!
水無湿原7`10-06-06

深部の林道より湿地を望む。ブナの大木は葉を茂らせていますが、その下部に生える植物は新芽を出し始めた状態です。つい一週間ほど前まで雪に覆われていたものと思われます。
水無湿原8`10-06-06

恐らく本日が、今年最後のギフチョウ観察になると思います。
高層湿原型のモンキチョウや?セセリの観察も出来ました。
金曜日の岩魚宴会・土曜日の東笠山・日曜日の水無山湿原、楽しい日々を山の中で満喫できました。

岩魚仙人さま 先生さま ジムニ-くん ありがとうございます。又、お会い致しましょう・・・。






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タグ : ミズバショウ カタクリ ギフチョウ

2010/06/14 12:26 |ギフ屋COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

早!3月ですよ♪

皆様、こんにちは。

私の、もう一つの趣味である「蝶ちょ」♪と、書くと「夜の?」かと、突込みが入りそうですが、
いえいえ!野山に優雅に舞う「てふてふ」の事です。

3月は、我々「蝶屋」が待ちに待った「ギフチョウ」の姿を見る1年で最も心躍る月です。
と、言っても、基本は「桜の花」=「ギフチョウ」ですので、その年の気候に左右されます。
早い年では、3月の中頃で、気温が上がってくると、気持ちもたかっぶってくる訳でございます。
世の「蝶屋」の皆様、気候の安定したよい年でありますよう、精進致しましょう♪

「蝶ちょ」の話しをもう一つ。
蝶屋による蝶屋の為の全国規模の「冊子」があります。
その名も知る人ぞ知る「みやくに通信」です。
蝶屋」のフィ―ルドでの体験談や、仲間内の私生活まで
編集長の鋭い観察眼とボケで面白可笑しく紹介されています。
そんな、格式高い「みやくに通信」に「小野浜日記」を紹介頂きました。
みやくに通信」さん どうも、ありがとうございます。
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菊のご紋章でしょうか?
博学の編集長、さすが目からウロコです。
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公私共に、非常に、忙しくなってきました・・・。

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タグ : みやくに通信 ギフ屋 ギフチョウ 蝶屋 桜の花 冊子

2011/03/02 16:31 |ギフ屋  

小さい、春

3月19日の土曜日、京都府京丹波町は穏やかな春の日差しに包まれていました。
仕事中ですが、事務所の横の山へ散策に出かけた時、越冬中の「ちょうちょ」に出会えました。

名前は、タテハチョウ科の「テングチョウ」。
1年1化性で、春に卵を産み、初夏に「ちょうちょ」になって晩秋まで給餌活動を活発に行い、
寒さのしのげる場所をさがして、やがて来る春まで成虫で越冬をします。
皆さまのイメ-ジでは、硬い殻に覆われた蛹での越冬を連想されるでしょうが、卵・幼虫で越冬する種類もいます。
3月ともなると、日差しも暖かくなり、林道でひなたぼっこをしている越冬固体に出会える事が出来ます。

翅の裏側は写真でも見られるように、見事なぐらい落ち葉にカモフラ-ジュされています。
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蛾のように見えますが、れっきとした「ちょうちょ」です。
頭の先が天狗の鼻のようなところからこの名が付きました。
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探索中の山に生えておりました「ヒメカンアオイ」。
名前からも連想できますが、徳川「葵の御紋」のデザインとなる植物で、
ギフチョウ」の幼虫が育つのに必要な植物でもあります。
春先に散策中の山の中で、この植物に出会うと「ギフ屋さん」はスイッチが入ってしまい、
桜の花が咲く3月下旬~6月下旬まで桜前線と共に日本中の産地を徘徊いたします。
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タグ : 越冬固体 ギフチョウ ヒメカンアオイ 葵の御紋

2011/03/24 12:57 |ギフ屋  

春の里山

皆さま、こんにちは。

4月10日(日)は、山歩きにはもってこいの日和となりました。
当日の最大の目的は、「ギフチョウ」さんを見ることです。

すでに、里山には役者が揃っていました。
モンシロチョウ・キチョウ・モンキチョウ・ミヤマセセリ・ルリシジミ・
コツバメ・ルリタテハ・テングチョウ・ヒオドシチョウなど・・・。

領有行動中の「ヒオドシチョウ」。
越冬後なので翅はボロボロですが飛翔力は凄まじく、近寄る蝶はもとより
鳥にまでケンカを売りに行く「つわもの」です。
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こちらは、交尾の真っ最中の「モンシロチョウ」。ジャマせえへんから写真だけ撮らせて!
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大地からは「ツクシ」がにょきにょき!
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土曜の夕方自宅へ帰る薄暮の道すがら、河川敷に堂々と枝を張る桜の古木をみつけました。
何百年も前からここで全ての事を見ている主、いや神様のような崇高な存在でした。
当日は、暗くて撮影はできませんでしたが、4月11日(月)早朝に撮影をしてみました。
花の状態は、5分咲き程度で週末頃には満開になっている事でしょう。(兵庫県篠山市般若寺 篠山川土手)
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残念ながら当日は「ギフチョウ」さんに出会う事は出来ませんでしたが、
新鮮な空気と心地よい風を肌で感じ、春の営み・いぶきを愛でる事が出来ました。

        ありがとうございました。

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タグ : ギフチョウ ツクシ ヒオドシチョウ

2011/04/13 16:22 |ギフ屋  

初、ギフ!

皆さま、こんにちは。

ギフ屋の皆さま、先週は火・水・木と穏やかな
日々が続き、「ギフチョウ」観察に仕事を「何!」
出来る人達にとってはよい1週間だったと思います。(うらやましい!)

私は、16日土曜日の天気が悪いと判断し仕事をして日曜日にかけることにしました。
当日はやや肌寒い風が吹いていましたが申し分の無い晴天。
12時頃にわかに発生した雲に太陽が隠れた時の撮影。
晴れていたら、携帯のカメラでは不可能に近いぐらい近寄れないギフ。
日がかげり、冷たい風が吹いていれば、少々何しようが飛び立つ事はありません。
(アップで撮ると判りませんが、枯れ草の地面に止まったギフを見つけるのは至難の業!)
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午前中は既製産地で楽しみ、昼からは兵庫県加西市で新産地を求めて
うろうろしてた時に面白い物を見かけたので撮影して参りました。
旧街道沿いによくある「お地蔵さん」ですね!
しかし、何やらおおげさな「お地蔵さん」ちょっと普通の形と違います。
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実は、「お地蔵さん」が云々ではなく、この石材が何なんでしょうか?と言う事なんです。
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当地播磨では鎌倉時代に新田開発の為、邪魔になった古墳を多数取り壊した事で石棺や蓋が出土。
それらを供養すると共に仏さんやお経などを掘り込み、より身近な物にした「石棺仏」と呼ばれる物があります。
以前に三木市の古社で神社名を掘り込んだ石棺の蓋を調査に来ていた人達から説明を受けた事があり
これが「石棺仏」であるとすぐに理解する事ができました。
興味のある方は古墳も点在する播磨で、春の1日をお楽しみ下さいませ。

帰りがけの駄賃ではないですが、袋一杯の「わらび」を採取できた事が嬉しかったです。
お酒のあてにすっごくいいんです・・・・。(よだれが出そう!)

※業務連絡・・・・「ビール大好きさん♪」コメント欄にて、通信されたし!・・・・2011-04-18

                  ありがとうございました。

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タグ : 石棺仏 わらび ギフチョウ お地蔵さん

2011/04/18 18:11 |ギフ屋  

6月の山ギフ その1

6月ともなると、ギフオンリ-で活動している人は少なくなってくる。
ギフの生息範囲が高標高地となりアプロ-チも困難、熊との遭遇、山中での遭難などの
リスクを背負っての活動にもなり、巷では多種類の蝶が発生する為にギフだけにかまっていられなくなる。そんな中、苦労をしてまでも山ギフに夢を追い続ける「ギフ屋」さん。
そんな病気とも言える人たちの仲間に居る自分がちょっと誇らしい。

今回は、岐阜県~富山県の県境付近に位置する有峰湖周辺で「ギフ」を観察し、「岩魚」釣りを
楽しみ「山菜」料理に舌鼓と、「日本酒」大好きオヤジの私が待ちに待った1日がやって参りました。
同行者は、山の事ならなんでもお任せの神様「岩魚仙人」さんと、料理の味付けが絶妙の私のギフ先生です。

ク-ラ-Box用の氷ではなく雪の切り出しを行っています。
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宿営地の大多和峠までは車で移動、有峰湖畔はガスの中。
森の木々がおりなす陰と陽が幻想的。
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太陽に向かっての写真は、多分初めての経験です。
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毎年の事ながら、「岩魚仙人」さんは川に岩魚釣りに、我々は山へ「ギフ」探索にと出かけて行きます。
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「ギフ」=「」は必衰で、この時期は「水芭蕉」がプラスされてきます。
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午前中で「ギフ」探索を終了、今夜の食材(酒のあて)の採取にモ-ド切り替えです。
私の担当は「ネマガリタケ」の竹の子です。
10円玉なんか置いて、誰かのパクリですね!
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岩魚仙人」さんに付き添われ川へとアプロ-チ、その森は太古からの原生林。
大木の「ミズナラ」「ブナ」が立ち並ぶ、秋には「マイタケ」や「きのこ」の丸秘ポイント。
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清流に住まう「岩魚
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日の高いうちの「日本酒」が宴会モ-ドへのスイッチを切り替える♪
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何時お開きとなったのかも記憶にないが、俗世間を忘れ心地よい時間が流れた1日であった。

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2011/06/21 15:22 |ギフ屋  

6月の山ギフ その2

大多和峠にある東屋が昨夜の宴会場です。
我々は、それぞれの車の中に「寝袋」をひろげ就寝。
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朝早くから珍客が訪れていました。
ここまで大きな「デンデンムシ」or「カタツムリ」は初めて見ます。
歩いていたのですが、我々がドタバタ片付けだしたので頭だけ出した状態です。
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朝ごはんはカップ麺で軽く済まし、昼のお弁当「ホウ葉包炊き込みご飯」の出来上がり。
このままホウ葉で丸めておにぎりにしました。
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ここで、「岩魚仙人」さんとお別となります。ありがとうございました。
今日は北陸電力が管理するアスファルトの車道を徒歩20キロはあろうオプション付の「ギフ」探索に出発!
その昔「立山温泉」があった頃はフリ-で通行できたようですが現在は一般車乗入禁止になっています。
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「ギフ」探索の目的も達成、2箇所の生息地を発見。
お猿さんや熊棚の確認もできました。
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早々に山を降り、温泉で疲れを癒した後、神岡町の居酒屋で宴会。
本日の泊まりは同地にある「道の駅」で小宴会を催しその日を終えました。
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続いて3日目は時期遅と知りながら、発生の遅れた年の晩期を確認したく高幡山湿原に向かいました。
植生の生育からすると末期だと見て取れましたが、昨年と同様に天気が悪かったので
確認できた個体数は少なかったです。
全て新鮮な個体であったのがわずかでもの救いでした。
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昨日の探索よりしんどかった本日の山行、消えかけた道を頼りに川を遡上いたします。
一人でも行く事は可能ですが、足の骨折・出血多量の怪我などで動けなくなると生還率が極端に下るポイントです。
また、来年も行きたくなってしまう私はきっと「病気」なのでしょう。


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2011/06/22 13:54 |ギフ屋  

6月の山ギフ その3

6月も半ばを過ぎると、現在発生ピ-ク或いはこれから発生する場所は
極端に少なくなってきます。
そんな所を捜し求める「ギフ屋」オヤジが向かった先は・・・♪

初日は天気予報より梅雨前線が北上した為、発生末期のポイントと岩魚釣りが
掛け持ちで楽しめる所へ向かう事にしました。
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日頃の行いでしょうか、とうとう陽の差す時間は無く雨に濡れながら岩魚釣りと
山菜取りに終始。昼過ぎより雨のしのげる東屋で宴会を始める事になりました。
それはそれで、酒のいける二人!ルンルン気分で一升瓶が空いていきます♪
第一回戦を終え昼寝を決め込み、目覚めたのが7時、この時期はまだ明るく
晩御飯と酒のアテを作りながら第二回戦へと突入。
たんぱく質系アテは少なかったが、山菜はたらふく楽しめました。
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11時前に轟沈です。

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2011/06/23 08:31 |ギフ屋  

6月の山ギフ その4

昨夜の酒も吹き飛ぶ勢いだけの二人。
4時過ぎに起床、朝飯と片付けを済まして本日の目的地に向かう。
予定では、しょっぱなに標高差500mの登山道をアタック、そこで1580mへ。
続いてダラダラの登りを標高1930mまでの往復、それが本日のギフ探索行となる。

とりあえず、登山道の情報収集に立山駅へ来たのがそもそもの間違いのように思う。
判り易い情報を得る事ができたのだが、百聞は一見にしかずの例え通り、迷いと誘いに
悩む結果となる。
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登山道は未整備、7月20日頃に開通との事。
と言う事で乗るつもりでは無かったケ-ブルカ-♪
この時点で、全ての迷いと悩みは綺麗さっぱり消えて無くなったお気軽オヤジ達。出発進行~ォ!
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歩きで目指す目的地、気持の高揚は一瞬で吹き飛びビールまで飲む始末。
恥も外聞もあったもんじゃ~ございません。
とどめにバスまで乗ってしまう♪
あっと言う間に目的地!そこは一面の銀世界。
我々の服装で来る所ではございませんでした。
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早々に、下界を目指して出発~っ!違う!!調査開始。
道路脇から雪解けが進んでいるが、そんな少しのスペ-スに春が訪れている。
ショウジョウバカマ」の白色、私も初めて見た。
発見者は同行の志でございます。
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こちらはもっとビックリ、花ではなくそこに居たキリギリスの仲間それも幼虫。
どう考えてもこの状態でこの標高で越冬している、ほんまか?
車に載って来たんと違う?よく調べなければ!
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お次もビックリ!目的の植物「ミヤマカンアオイ」。
文献等ではある事は分かっていたが、あまりにも簡単に発見する事ができた。
本日の目的はほぼ終了じゃん!
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エサは確認したが、この雪の状況では「ギフ」が生息していても未発生である事は間違いない!

                               つづく


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2011/06/24 09:13 |ギフ屋  

6月の山ギフ その5

「弥陀ヶ原」1900m帯、地形的には高層湿原であろうと推測できる。
雪が溶けたらもう一度調査に訪れたいが、ホテルから丸見えなのが少し気にかかる。

さて「追分」を経て「七曲坂」付近標高1700mまで下って
きたが、見ての通りまだまだ残雪がある。
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標高1600mの「弘法」残雪もだんだん無くなり、ギフ屋さんなら興味の湧く地形が広がってくる。
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これらの湿地、どこにも「ミヤマカンアオイ」が生えていた。
しかし、親の顔は見る事はできなかった。
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山ギフが生息するには問題の無い標高であるが、いかがなものでしょう?
あまりにも広過ぎる為、道路付近での調査が精一杯でした。
全ての範囲を網羅できていませんが何かの参考にして頂ければ幸いです。

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2011/06/25 10:33 |ギフ屋  

6月の山ギフ その7(番外編Ⅱ)

番外編Ⅱでございます。

6月一杯で単身赴任先の京都府京丹波町より戻ってまいりました。
しかしながら、仕事が全て終了したと言う訳ではなく、6末は引継ぎやら
引越しやら歓送迎会やらで大忙しでした。
故に、7月は自宅で残りの仕事をこなさなければなりません。
三日間ほどは、引越し道具の片付け・パソコンの環境設定などでドタバタ。
それからは、節電の為ク-ラ-無しでの仕事です。
暑いです。・・・・涼しい山が恋しいです♪

気持だけでも、山の中へ・・・逃避行です。

またかいな!と、激怒の声も聞こえてきそうな「きのこさん」シリ-ズ。
立山の続きで、休息所の木製ベンチやテ-ブルに生えていました。
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これは、見覚えがありますね!
前回、教えて頂いた「マツオウジ」ですね?(違ったりして♪)
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標識はブナ坂・ブナ平ですが、廻りにはでっかい!杉が沢山生えています。
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標高は少しあがって、「称名の滝」が拝める「滝見台」
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看板にある通り雪解け水で水量の多いこの時期、
2本の滝がV字型につながっています。
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丁度この辺り、森の窪地にある残雪が溶けかかっています。
その後を追うようにカタクリが花を付け、その林内にはギフチョウの舞う姿がチラホラ♪
この辺りが、説朗さんの「ギフチョウ500市町村」に記載の「滝見台・ブナ坂」と認識する。

是非とも次回調査には、適期の「弥陀が原」に訪れてみたい・・・。

6月の山ギフシリ-ズはこれでおしまいです。
皆さまには、辛抱強くお付き合い頂き 誠にありがとうございました。

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2011/07/12 11:05 |ギフ屋COMMENT(9)TRACKBACK(0)  

ギフ観察行

皆さん、こんにちは。
しばらく旬の味特集が続きましたので、先日のギフ観察行をご紹介します。
4月29日(日)に兵庫県美方郡香美町村岡にある蘇武岳(1074m)を訪れました。

前日もギフ観察に出かけ、日焼けで顔は真っ赤です。
当日も、朝から強烈な日差しが照り付る中、蘇武岳山頂直下まで伸びる
舗装された林道をひた走っています。
急なつずら坂から尾根道に出た所で道路に立ちはだかる白い影。
雪が残ってるやん!と乗り越えられるかもと2度ほど突っ込んでみましたが、
何の装備もない大衆車であり夏用タイヤでは無理でした。
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これも想定内の出来事で愛車の後部座席より
自然に優しいエコ車両の登場です♪
この程度で諦めるんか?と、思われるでしょうが、ここにこれだけあれば
奥にはもっと大量の雪がある事が想像されるからです。
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去年、崩れたんでしょう。土留めがされています。
この程度の落石は人力でも撤去できますね!
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先ほどすれ違ったオフロ-ドバイク。
この残雪は乗り越えた後はありますが、次の残雪にはありませんでした。
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こんな状態ですので、この付近には人はいないでしょう。
突然、ガサガサと藪が揺れる。
熊か?いや!鹿でした。
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オヤオヤ、まだまだ小さな子供のヤマカガシですか?
ちょっかい出したら、いちょ前にかま首引っ込め臨戦体勢取りよりました。
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静かです!鳥の声しか聞こえず、藪の中で突然動く鹿の足音にびっくりします。
時折、上空を飛ぶ飛行機のジェット音に安心するのはどう言う事なんでしょうか?
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さっきから残雪を乗り越える度に気になっていました筋状の痕。
標高を上げると雪の溶け具合が遅いのかハッキリしてきました。
チャリの痕やん!
小野浜の前方と後方を写しました。
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この残雪の様子だとギフはフライングぎみかと諦めかけていましたが、
おそらく、わざわざ、こんな雪の上をチャリを押していく奴は!
ギフ屋さんしか、おらんやろ!の結論に達し、先を急ぐことにする。


蘇武岳登山口前広場の東屋が見えてまいりました。
桜も咲いています。
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ここからの景色がまた最高です。
左の雪を被る山が兵庫県最高峰「氷ノ山(1509.6m)」
右のそれが「扇の山(1310m)」の頂が望める。
それら稜線が鳥取~兵庫の県境となる。
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これより先は車道を覆い尽くす雪。
谷底に滑落の危険すら伺える。
歩きでも怖く、チャリなんか押せない状況である。
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チャリを捨て、山頂到達はしたが過去経験した事の無い残雪
2時間ばかりあっちこっちウロウロしたものの残念ながら
当地では「ギフチョウ」には出会うことが叶いませんでした。
しかし、標高を下げた里山で舞う姿を見る事ができたのが救いです。

帰路に見かけた風景で、もう田んぼの仕度が始まっています。
やや寒冷地なのでしょうか、自宅付近より1ヶ月ほど速いと思われます。
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都会のある平地では汗ばむ陽気、初夏が始まっています。
小野浜は6月末まで、桜の咲く春を追いかけたく思います。
高標高地はまだ雪の中、まだ来ぬ春に思いを寄せます。

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タグ : 残雪 ギフチョウ

2012/05/03 14:22 |ギフ屋COMMENT(7)TRACKBACK(0)  

GW後半のギフ観察

5月5日(子供の日)は長男と三男を連れてギフ観察です。

長男が久々にギフを見たいとの要望で、
兵庫県の北端に位置します「扇の山」に行きました。
こちらの地方では山を「せん」と発音し、
「おおぎのせん」と呼んでいます。

「扇の山」と言いましても、その山に行くのではなく、
登山口途中にある「上山高原・菖蒲池」でも
発生をしていますので手近な所で観察します。

では、その環境を紹介します。
「上山高原」のピ-クから「扇の山」を望んだ所です。
高原はこの後に広がり野焼もされた美しい高原です。
わらびの立ち枯れも沢山ありました。
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高原から扇の山登山口まで車で行けるアスファルトの道がありますが、
残雪で高原からは先へ進めません。
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子供達を上山高原に残し「菖蒲池」まで徒歩で向かいます。
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雪の量は半端ではありません。
道路が埋まっている事すら分かりません。
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「菖蒲池」に到着。奥に見えるのが「扇の山」です。
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池の廻りブナ林の林床に広がる残雪、幹廻りは既に溶けはじめています。
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小野浜はこの山のピ-クを目指します。
道の無い山を藪漕ぎで登ります。
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ピ-クにも残雪がありこの上をギフチョウが飛びます。
逆にこの雪が無ければ、時期が遅く美しいギフには出会えません。
ピ-クの観察は午前中のみで、山地領有性のギフは
雄・雌交尾のためピ-クに集まる習性があり、それを狙っての観察となります。
そこに到達するのが一苦労で危険も伴います。
山深い所では熊の遭遇や転落・転倒で大怪我を負う事も念頭に
適切な行動と判断力が必要になってきます。
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高原でお昼御飯を済ませた一行はいったん下山をし、和佐父のポイントで少しのギフを観察する。
ここで久々に京都の知り合いと出会い、情報交換を済ませ、当地の棚田を見学に行く。
三男が農学関係に進みたいとの事で何かの参考に見せておきたかった。
丁度、田んぼの仕度の最中でもあり地元の方々と挨拶も出来、
人と自然の付き合い方や営みを肌で感じる良いチャンスだったと思う。
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GWも終わり、ギフ観察もいよいよ中盤戦です。
人里離れた地域での観察もあり事故の無いよう、
有意義な観察行を楽しみたいと思っています。

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2012/05/09 11:44 |ギフ屋COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

奥飛騨珍道中 その1

ギフチョウの発生も1000mを超えると、出向く場所も
簡単に到達できない秘境の地へと移ってまいります。
そこには平地とは違った荒々しくも純粋な自然が広がっており、
時には和みや恵みの感動を与へ、時には広大な力で
人をも拒み、時には人知の及ばぬ景観や気象現象を体験できます。
ではおっさんの奥飛騨のギフチョウ観察記にお付き合い下さいませ。

26日(土)は午前中に仕事を済ませ、昼食も取らずにリニュ-アルが
済んだばかりの名神をひた走る事3時間あまりで、
友達との待ち合わせ場所である荘川IC近くの道の駅に到着です。
時間も3時半を回っていたが近くのギフチョウ生息地を見て廻り
発生状況・木の芽吹きを確認し平地との季節のずれを調整確認する。
友とほぼ1年ぶりの再会で、日が高いうちから温泉に浸かり今夜の泊地
へ向かい、早々に夜の宴会の準備に入る。

道の駅に置いてあった「ギョウジャニンニク」美味しいらしいです。
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朝から来ていた友達が釣り上げた岩魚とアマゴを刺身と唐揚げと骨酒
用に切り分けます。
背骨に沢山の美味しそうな身が付いていますが、そう言う事です。
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泊地は六厩の道の駅。
水道と便所があれば、なに不自由はありませんし
酒と肴があれば、くたばるるまで飲み続けている二人です。
今夜のメニュ-は 岩魚とアマゴの刺身・
山菜(山ブドウの新芽・タラの芽など)の天ぷら・
岩魚のアラと頭の唐揚げ・地元の豆腐・骨酒・暖かな春雨etsでございました。

つづく。

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タグ : 岩魚 ギョウジャニンニク 山ブドウ

2012/05/31 00:18 |ギフ屋COMMENT(4)TRACKBACK(0)  

奥飛騨珍道中 その2

底無しの宴会が続くが、飲んだ酒がさめる勢いで段々と寒くなってくる。
東屋があったんですが、そこを使わず露天で冷気が深々と体に降り注いだようだ。
即席の春雨ス-プで体を温め、宴会もお開きとし寝袋に潜り込む。

4時半過ぎに目が覚めると、辺り一面はガスに包まれ真っ白け!
昨日の冷気の正体はこれですかね?
ここ、六厩は小さな盆地状の地形で朝夕の寒暖の差が激しく
霧の発生し易い所である。
経験上、天気は晴れていると推測でき、朝飯を済ませ、
早々に本日の目的地「高幡山湿原」へと向かう。
案の定、峠を越えれば太陽の光が気持ち良く車中に注ぎ込む。

「高幡山湿原」の玄関口となる東茂住の集落に到着するやいなや、
これから狭い未舗装の林道を登っていく為、車は1台に乗り換え
小野浜号は国道沿いのチェ-ン脱着スぺ-スに駐車する。

いざ、しゅっぱ~つ!と叫び終わる前に「忘れもんや!チョット待ってね♪」
と慌てて再出発の合図。
乗り換え車は、どんな悪路でも平気のジムニ-君。
順調に凸凹林道を詰めて行く!小一時間もすれば「高幡山湿原」の
遡上口にある長棟集落跡地に到着の予定、そこから1時間半の藪漕ぎ
と沢の遡上で到着が9時頃の工程と算段する。
「楽勝でギフ観察もできますな!」と長棟に着いたら
我々の燃料補給もありルンルン気分のお気軽親父達。
急なS字カ-ブを曲がると ジムニ-君がブレ-キ!
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地辷りで大木が倒れ道を塞いでいます。
素人目に見ても復旧は厄介そうな感じです。
到底ジムニ-君でも越えられませんので、早々に転戦です。

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2012/06/08 22:00 |ギフ屋COMMENT(2)TRACKBACK(0)  

奥飛騨珍道中 その3

まずは反転、次の行き先を考えながら山を下る。
小野浜号が見えた時、車の鍵がない事に気がつく。
胸やズボンのポケット、ダッシュボ-ドの中をまさぐり返しても見つからない。
さっき、土砂崩れの現場で車外に出た時落としたのか・・・?
再び、捜しに戻らないといけないと、申し訳なく頼もうとした瞬間でした。
当然、状況を把握している同乗者より一言。
「あれ見て!車のドアに鍵ささてますよ!!」
「マジで~!」と疑ったが、ほんまにささっておりました。
出発前の忘れ物で鍵を挿し込んだまま出て行ったようですが、全く記憶にありません。

あわや車ごと無くなっていても仕方がない状況が地滑りのおかげで
事件には至らず、不幸中の幸いと笑い話で済まそうとしたが、
ニタニタ顔の相棒は「当分、酒のあてには困りませんな!」と
嬉しそうに上から目線でつぶやいていた。

時間もたち、既存産地での観察には間に合わないと判断した二人は、
大多和峠までの産地確認に向かう事にする。

以前は岐阜県側から有峰湖有料道路に行くには大多和峠の料金所を
使っていたが、新しい道ができたおかげでこの料金所は閉鎖。
元々、北陸電力の私道であった林道も一般車乗り入れ禁止となり
人が立ち入らなくなったのか、そこは自然の宝庫となっておりました。
で2時間半程をかけ大多和峠に到着するまで数々の山菜や
ギフチョウに出会い二人はおおはしゃぎであった。
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大多和峠を越え富山県側に入りギフチョウの多産地でしばし観察。
林内には残雪があり雪解けの道端より蝶の羽化が始まっている様子であった。
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ギフチョウ観察を堪能し帰路(元来た道を下る)に付くが、
来る時に見つけておいた山菜の採取で、なかなか足が進みません。
ウド・山ブドウの芽・タラの芽・まるまる太ったわらびなど
用意したレジ袋はパンパンで両手は塞がるくらいでした。

この季節、気温が上がれば必ずやってくるのが雷雲。
頭の上ではゴロゴロと不気味な音を響かせ、後を追うように
雨が降り出し、雲が切れると太陽が覗きの繰り返し。
晴れた状態で雨が降る「狐の嫁入り」やら雷やら、
目まぐるしい天候の変化に不安を感じ、大木を避け林の中で回復を待つ。

冬場の積雪や雪崩に耐えられるようにコンクリ-トで作られた物置き。
これに銃眼を付ければト-チカにも見えるのは私だけでしょう。
一般車両通行止めの林道に使われなくなった道路標識が物悲しく置かれていた。
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今回の観察行は、当初の目的地に行く事はかなわなかったが、
過去にこの時期に行く事の無かった新しい産地も見つけ、
豊富な山菜の分布も把握でき有意義な5月最後の休みを
満喫できた1日でした。
ただ、往復5時間の歩きは流石にこたえましたが・・・。

「あっ!ドアに鍵、ついてませんか♪」
友人には、会う度にいじられております。

ありがとうございました。







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2012/07/15 21:45 |ギフ屋COMMENT(2)TRACKBACK(0)  

6月の山ギフ観察 その1

6月最初の週末に、恒例の「岩魚会」が飛騨の山奥で開催される。
この日が小野浜の岩魚開禁日だ。と言っても、食べる方ですが♪
釣る方は、飛騨の岩魚仙人さんと蝶と釣りの先生にお任せである。

今年は私の三男坊をお供に引き連れての参加であったが、
岩魚仙人さんが都合で来られなくなり岩魚の当りが少なくなった事が、
大打撃であった。
しかし、翌日は想像もしない釣果に恵まれ、二夜連続の
大宴会が熊もかよう山奥で繰り広げられた。

では、恒例の食材保存と酒やビ-ルを冷やす残雪の切り出し作業。
3日間使いましたがほとんどが溶けずに残っていました。
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到着とともに、早々に岩魚確保に向かいます。
我々の他にも大勢の釣り人が入り、釣り上がる(遡上)川の確保が先決であった。
道なき藪をショ-トカット中。
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毛バリ釣りが初めてな三男坊に指南中。
岩魚は二人に任せ、山菜採りに専念する。
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遡上中に見つけた「ワサビ」根っ子は発達していなかったので、
茎と葉っぱで御浸しを作る事にする。
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三男坊は健闘むなしく、本日はボウズだったが、
初めての毛バリ釣りに目を輝かせていた。
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河原で、魚の下地処理を行っている。
本日の晩御飯に感謝する。
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釣りを終え、続いてギフチョウ観察。
おっさん二人は、ビ-ルで乾杯。
を探していたら妙なものが、きのこの仲間か?
とブナの発芽と妙な奴。
でもなんか見た事ある?ナンバンキセルにも似ているが・・・。
わかりません!
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毎年使っていた大多和峠にある東屋に先客があり、
猪の根山の麓にある東屋を使わせて頂く。
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昨夜の宴会風景は写真を撮る暇さへ無かった。
岩魚の美味と山菜の舌づつみでスタ-ト。たんぱく質が足らない分は
乳製品などでカバーしつつ、一升瓶は何時も通り空いていた♪

・・・・続く

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タグ : 岩魚 毛バリ ワサビ 東屋

2012/07/21 12:06 |ギフ屋COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

6月の山ギフ観察 その2

昨日は、有峰湖畔でのギフ観察であったが、
本日は、標高を上げ小口川林道から祐延湖畔までの調査
観察を行う事にする。

朝ごはんは、山菜天ぷら入りインスタントラ-メンと朝粥。
お昼のお弁当に山菜炊き込みご飯♪
山菜とおこげの香りがたまりません。
ジップロックで持っていく為、フライパンに広げ冷やしています。
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この時期の小口川林道は道路の整備の為、一般車両は通行禁止。
従って、自転車か徒歩にての観察行となる。
昆虫と山菜が目的の我々は徒歩で祐延湖畔へ向かう。
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1時間半の登り。それも、見ての通りのアスファルト道路です。
ですが、早々にギフチョウの発生地を発見し、山菜も大量にあり
祐延峠に着くまでに本日の目的の三分の二は達成されていました。
峠に到着後、三男坊には悪いが、オッサン二人はビールで乾杯です。
峠から見た東笠山。かなりの雪が残っている様子。
時期が時期なら、これからあの頂上まで行くのだが本日は麓の湿原で
発生初期であろうギフチョウの観察を行う。
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何時もなら祐延峠でギフチョウに出会えるが峠にも残雪があった。
湖畔も冬景色です。
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湿地も雪が解けたばかりで、一面枯れ草の原です。
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水芭蕉の斜面もやっと雪解けです。芽吹きはしているが花は開いていません。
そんな状態でも雪解けと同時に、ギフチョウの発生は始まっていました。
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西又谷を渡河して東又谷より遥か無名湿原を望むが天辺は一面の残雪。
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天気もイマイチになり移動して本日のタンパク源の調達に励む。
入った谷が良かったのでしょう。
私は釣りませんでしたが、三男坊が一発目をヒットさせ、さん連続尺上の岩魚を釣り上げた。
これが本日の釣果です。一番小さな奴で28センチです。
「どないすんのや!全部、食われへんで~ェ♪」。
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早々に東屋に戻り宴会準備です。
4匹を刺身に下ろし、6匹を塩焼きと焼き枯らしにします。
本日の宴会は三男坊も盛り上がり、
豪快な刺身盛りと山菜天ぷらで酒が進みます。
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あまりにも大きいので、旨く焼けるかと心配でした。
自分が釣った魚を大事に焼きたかったのか、三男坊の火の番のおかげで、
上々の仕上がりにオッサン達は感動していました。
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本日も骨酒やらビールやら、
大量のアルコ-ルが消費されました。
本当に幸せなオッサン達です。

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タグ : 岩魚 山菜 刺身 塩焼き

2012/07/26 14:03 |ギフ屋COMMENT(2)TRACKBACK(0)  

6月の山ギフ観察 その3

朝、起きる度に思うのだが、
昨夜もあれだけ飲んだにも拘らず、
二日酔いが無いのは健康な証拠?
逆に、どっか悪いの・・・?
チョット、複雑な気分になる。

本日も、すがすがしい天気の朝を迎える。
こんな時は、気温が上がり昼から雲が湧き雷雨がお決まり。
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最終日の本日は、帰路の事を考え近場の折立方面での観察となる。
こちらも、アスファルトの良い道があるにも拘らず、一般車両は通行禁止。
歩いて見つかる小さな発生地やポイントを巡る。
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道端に咲く、水芭蕉・リュウキンカの花。
元々、湿地帯を横断するように道が出来ている。
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吸蜜植物が咲く林に餌の生える河岸段丘など
まだまだ、調査をする所が一杯で楽しい所です。
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思ったより天気がもたず、昼過ぎには山を降りる事になる。
帰路の名神高速で出会った雲の塊。
少し走った所で、雨の壁に突入する。
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三日間の山遊び、行く度に新しい楽しみを発見する事ができ、
益々、止められなくなる。
体が動くうちは当分続くことだろう♪

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2012/07/28 12:39 |ギフ屋COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

春爛漫

こんにちは。

本州低地の桜はほぼ葉桜になり、
初夏を思わすような気温も記録され、
通勤列車の空調機も冷房が入るようになってきました。

今年は3月末より暖かい日々が続き、桜の開花に合わせ
例年よりやや早めにギフチョウの発生も始まりました。
小野浜も4月の第一週目の暖かい日に地元、
兵庫南部にてギフチョウの観察に成功。
思ったより沢山のギフチョウに出会える事がで気満足しています。
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他に、ワラビにタラの芽と毎晩の酒のあての採取など
春を満喫しております。
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こちらが、ギフチョウの幼虫が食する「カンアオイ」
徳川家の「三つ葉葵」の元になった植物です。
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ギフチョウが食するのは、スミレの花の密でございます。
吸い込まそうになるくらいの深みのある紫。
思わず、写真を撮ってしまいました。
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毎年の事ですが、この季節の気候は不安定で、
寒気と暖かい空気のせめぎ合いは4月の半ばまで続きます。
第一週目の土日は爆弾低気圧。
二週目は冬のような一週間で、土日にやっと気候も例年並みになりましたが、
小野浜の土曜日は、仕事&地震の影響に振り回されました。
被害が無かった事が幸いと思わなくてはなりませんね。

14日の日曜日は、兵庫県の日本海側に出向き、ギフチョウと山菜、
美しい、桜を楽しんできました。
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来た時から、何故か気になっていたこの桜。
他の桜より、色合いも濃く、艶ぽい。
カメラを構えた時に気がついたが、数頭のギフがたかっていた。
数枚撮影し、その光景にしばし見とれていたが、これが桃源郷か?
何らかしらのパワ-を持つ、妖艶な山桜であった。

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タグ : 山桜 タラの芽 ギフチョウ

2013/04/16 14:32 |ギフ屋COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

ギフチョウ中盤・・・その1

やる事が多過ぎて苦手な物が後手後手に。。。。
取敢えず「生きてマッセェ~!」。
皆さま、1か月ぶりですが毎週山に行っていました。

今でも見られるギフチョウの話から。

一般的にはギフチョウは4月の桜の咲く時期に出現するアゲハ蝶です。
それが何で今でも?と、思われる方もいらしゃるでしょうが、
標高差による季節のズレで5月~7月初旬まで楽しめる場所があります。

中盤の発生地群、5月24~26日に標高1000~1300M付近に出掛けました。
仕事場より直行で昨夜の内に到着し仮眠をとっていました道の駅「九頭龍」。
福井県の山奥ですが、本日の目的地は県境付近の岐阜県側白鳥町 石徹白です。
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小野浜の車では如何しても乗り越す事ができない段差が林道上に現われ、
想定の範囲内とマウンテンバイクに乗り換え先を進みます。
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小一時間ほどで暗い林道を抜けると、雄大なパノラマが目の前に広がる。
残雪を抱えてそびえる峰々が福井県と岐阜県の県境を構成している。
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高層湿原の名残でしょうか乾燥しているが夏場は
草原が広がっているのだろう。
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木漏れ日の林道上にギフチョウが出迎えてくれるが写真は撮れず。
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ギフの集まるよいポイントを探索中に藪の中で見た熊の爪痕?
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本日は天気も良く、誰もいない山の中で独りリスやギフチョウと戯れ、
失いかけていた生気を充電できた有意義な一日であった。

明日の予定は、やはり初っ端からチャリの厄介に・・・。



最後に我が愛車が超える事ができなかったコブです。
道を縦断する側溝の土手と言っておきましょう。
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タグ : ギフチョウ 高層湿原 マウンテンバイク

2013/06/15 14:05 |ギフ屋COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

ギフチョウ中盤・・・その2

あくる日の目覚めも快調。天気は文句なしの快晴。
昨夜は飛騨市古川町「桃源郷温泉」の駐車場でお泊り。
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当地方で何時も目を癒してくれる「シバザクラ」が朝日に輝く。
朝の5時過ぎですから日の出直後。
まわりが赤っぽいのは そのせいです。
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本日のアプロ-チは初めてのル-トを通る為早めの出発とした。
天生峠」にマウンテンバイクで行くゥ~!の一人旅。
無事、ギフチョウに会えるでしょうか?
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宮川の橋に掛る看板。
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静寂の川面に写る萌える山塊と透きとおる空。
本日のル-トはアスファルトの舗装がなされた国道を
マウンテンバイクで登って行く。
先程の電光掲示板にあったように、冬季は積雪、雪崩、がけ崩れの為
6月までは一般車両は通行はできない。
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延々と続く上りの坂道をマウンテンバイクで登る。
傾斜角が大きくなると当然のごとく押して登るを繰り返し
2時間ちょいで峠に到着。所々に雪も残っている。
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子供達が小さな頃、車で水芭蕉を見に来た高層湿原が白川村側に広がっていたが、
違う場所に来たのかと目を疑いたくなるほどに湿原の植生が変わっていた。
当時はひざ上ぐらいのツゲの木が一面に生え、その陰にミヤマアオイの群落が形成され
ツゲの木を縫うようにギフチョウが飛び交っていたが、今や灌木が生い茂り
ツゲや水芭蕉の群落はまばらでただの荒れ地になっていたのが嘆かわしい。
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なんとか奥へ分け入り、水芭蕉とツゲの群落を探そうと探索行動中に
ふと目に止った「ショウジョウバカマ」の花が美しい。
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点在する水芭蕉とツゲの群落。
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そんな所にはショウジョウバカマで吸密中のギフチョウに出会える。
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続いて、飛騨市側にある河合町の湿原に訪れてみる。
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天然記念物だそうです。
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湿原の真ん中に社もあり神聖な聖地のような雰囲気が漂っていた。
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本日もギフチョウと戯れ、湿原に咲き誇る水芭蕉を筆頭に
沢山の春の花を愛でる事ができ、生気も120%充填です。
帰りは、お楽しみの下り坂。たった20分程ではあったが、
対向車線に障害物が無い、個人貸し切り国道を堪能する事ができた。

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タグ : ギフチョウ マウンテンバイク 水芭蕉 ショウジョウバカマ

2013/06/17 10:48 |ギフ屋COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

ギフチョウ中盤・・・その3

今宵の泊地は岐阜県飛騨市神岡町の道の駅「宙ド-ム・神岡」。
ちょと贅沢にと夕食を頂きに徒歩にて町の中心部に出掛ける。
当地は「神岡鉱山」で栄えた町で、お酒ガラミの飲食店が
多数存在する小野浜にとっては非常に嬉しい町なのである。
行きつけの居酒屋さんがあったのですが、店の経営者が
変わった為、パスタを主体にする居酒屋さんになっていた。
初めて来た時からの「ホタルイカの沖漬け」が無くなっていたので、
新たな店の開拓に夜のとばりを徘徊する事になった。

そんな中見つけた「船津大胴湧水群」の一つ「柳川水屋」。
絶え間なく湧きでる美しい水源にしばし見惚れ、ほろ酔いの足取りで泊地に戻る。
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本日も、チャリの世話になります。
朝の5時起き、昨夜の柳川水屋で水を汲み、一路大多和峠へと向かいます。
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進み始めると、さっそく「サカハチチョウ」が出迎えてくれる。
他に、「トラフシジミ」や越冬個体の「キベリタテハ」を見る。
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薄暗い林道の脇には立派に成長した山菜の「コゴミ」が生えている。
雪解けと同時に芽を出すタイミングで来れば大漁間違いなしですが、蝶がいませんので来れません!
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林道を横断する沢が幾つもあり、汗ばむ体をマイナスイオンが包んでくれる。
しかし、羨ましいほど美しく、美味しい水が垂れ流し状態である。
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大多和峠に到着です。
ゲ-トの向こうは富山県で、こちらは岐阜県です。
昔はこの林道も6月には一般車両も通行できたが、
今では、北陸電力の私有道で彼らの関係者車輛しか通行できない。
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富山県側より薬師岳を望む。
今年は雪解けが進んでいない様子だ。
今後の発生のタイミングが掴みずらくなってくる。
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今日は帰宅の為、少し早くの下山となる。
3日間お天気も良く、ギフチョウと戯れ、お土産の山菜を採取し
体は疲れているものの、心はリフレッシュでき
至福の時を過ごせた事に感謝し帰路につく。

お付き合い、ありがとうございました。

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タグ : ギフチョウ 山菜

2013/06/19 08:28 |ギフ屋COMMENT(0)TRACKBACK(1)  

ギフチョウ終盤突入 その1

6月を明日に控え、この週も終盤のギフチョウを求め
飛騨の奥地へやって来た。

右手遠方に白山山系が望める。
本日もいい天気、梅雨入りしているが全く雨が降らず
下界では連日の夏日が続いている。
既に歩き始めて最初の休憩であるが、老体は如何にもならないが、
心は日本晴れ!意気揚々である。
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ここにも気になる花が、先にも紹介した「ショウジョウバカマ」。
日当たりの良い登山道に咲いたばかりの花。・・・・おかしい?
何時もなら、花期が終わった頃のはずが、最盛期???
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尾根筋の登山道に残雪がチラホラ、ちょっと量が多いような。。。
進むほどに地面が見えなくなり、厚みも増してくる。
1800M付近ではスキ-可能な状態。寺地は1996M、NG。
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標高を下げ「水の平」1534Mの発生地に向かう。
水芭蕉は咲き始めたばかり、ちょっと早いような。。。。?
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発生地での好天は、かえって逆効果。
暑過ぎて蝶が林から出てこない。
で、じっとしている事ができない小野浜は湿地に点在する「池塘」で水遊び。
こんなに生んで何匹ほどが親になるのか興味の尽きない水溜り。
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こいつを探していました。
卵を産む瞬間を見たかったが一向に動かず。
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切りのいい所で下山。
平湯の森温泉」で汗を流し、喉を潤す。本日は2人で山遊び。
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平湯で咲いていた「山桜」です。
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二人揃えば、宴会あるのみ。
実は、今日の目的の75%はこの宴会でした。
山菜・岩魚の刺身に塩焼き・ビ-ルに日本酒・ウイスキ-と
明日の事も考えず、飲み続ける幸せ者達です。
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タグ : 岩魚 ショウジョウバカマ ギフチョウ

2013/06/21 15:57 |ギフ屋COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

ギフチョウ終盤 その2

今年の山は雪の影響で蝶の発生はダラダラと続いた様子。
久々に7月ラベルのギフチョウ観察を期待しましたが、
七夕の日曜日は出動できず。で、今年の観察終了宣言かな。

家の周りではニイニイゼミの鳴き声を7日に聞き。
8日に門燈にアブラゼミが飛来。9日の朝、神戸の三ノ宮でクマゼミの鳴き声を。
今年は声、聞いたか!と、息子と喋ったのが6日の晩。
今年のセミはどないしたん。と、心配したらこぞって現われ、
梅雨も明けたらしく、雨らしい雨もなく例年より早く夏がやって来るし、
今月19日で今の作業所を移動が決まり、残務整理と日々の慌ただしさに
追い付いていない、小野浜です。

まだやんのか!と、お叱りの声が・・・・。もうちょっと我慢してネ。

6月1日の飛騨山中。
昨夜は、岩魚の刺身に塩焼き、山菜のお浸し、天ぷらを肴に宴会。
ぐっすり眠り、目覚めは良好。
平湯温泉から、朝日に輝く笠岳を拝む。
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飛越林道から岐阜県を越え富山県の秘境有峰湖畔に入る。
秘境と言っても車があれば誰でも来れる所であるが、
我々は、車を乗り捨て1時間~2.5時間程度の歩きをへて
ギフチョウのポイントに向かっている。
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あちらこちらに雪は残るものの、解けた場所から順番に
カタクリやキクザキイチゲが咲き誇る。
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今日もチョウチョ半分、宴会の肴確保半分で満足の結果を得る。
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今年の新メニュ-、岩魚のタタキ。
立案調理は、我が先生。
横から串焼けとうやん!熱いやろ!網に乗せたら!と、口を出す小野浜。
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ひるむ事無く出来栄え勝負とタタキが完成。
流石は先生!やりますネ♪
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塩焼き担当は小野浜。串も現地調達3年もやれば段取り良くなりました。
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岩魚の刺身にタタキ、日本酒が止まりません。
山菜のてんぷらでビ-ルをぐびぐび、下界を忘れ至福の時が流れます。
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あくる朝は曇り空、小野浜は山を降り、帰神する事にしました。
今回は、宴会が主体となる観察会になりましたが、
次の週、諦めの悪い二人は1頭の目撃がなかった「水の平」にリベンジです。
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天気の良い一日で、ギフチョウの観察もできましたので
早々に切り上げ下山しました。
残された時間で、岩魚釣りに山菜採取と日が暮れるまで山遊びに
興じ、充実の一日を過ごす事ができました。

山の神様と同行の先生の感謝いたします。 ありがとうございました。

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タグ : ギフチョウ 山菜 水の平

2013/07/10 12:40 |ギフ屋COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

ギフ屋、始めました♪

皆さま、こんにちは。

4月も半ばと言うのに寒い週末でしたね!
ですが昨日、今日で春の気候に戻ったようです。

 先々週12日(土)に初のギフチョウ観察に出かけ、地元の
兵庫県加東市・三木市・神戸市でそれぞれギフに出会え
気をよくしている一方で、
神戸市の産地が開発に巻き込まれ、「ここもかいな!?」と、
貴重な産地の消滅が危惧される光景を目にしてきました。

 加東市で一番最初に姿を現した個体です。
既に飛び古していましたが、次々に飛び出してくる
個体に羽化したても混じり、気温の上昇とともに
活発に領有行動に励んでいました。
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「仲間からは神戸の産地が大変な事になってるで!」とは、聞かされていましたが、
予想以上に山が削られ、林が伐採されていました。
新名神高速道路の建設計画地にギフの産地が重なっています。
過去にも兵庫県三木市・加古川市・姫路市のギフの産地が
山陽自動車道の建設地に掛かり、三木市は絶滅状態?(ここ数年、個体を確認していない)。
加古川市は発生地の食草を移植しその後の安否は不明(人工の産地には興味がないだけ!)。
姫路市も移植をするが、場所が不明(私に知る気がないだけ!)。
事もあろうに、ここでも同じような動きがある。
一昨年に確認したのが、何処から集めてきたのか一か所に
大量の食草を移植していた。
下の写真でも確認できるが、建設現場内にそれを取り込み
外部から遮断するよう3Mの鋼製板で囲いをしている。
その部分のみ林が残っているのが滑稽でもある。何から守っているのでしょうか?
 残念ながら、ギフチョウが3Mの鋼製の塀を超え食草に辿り着き、
産卵を行う可能性は極めて低く、産卵があったとしても
風通しの悪い蒸し風呂状態の環境では幼虫が健康に育つとは考えられない。
また、廻りは地肌が見える丸裸状態で夏場の枯渇で
食草が枯れてしまう可能性があるように思われる。
なんだか、ずさんな管理をしているように見受けられますが知識者の下での
行為なのでしょうか?
山を下り、その場に赴いてもっと驚き!
道の対面に大きなネットで組まれたゲ-ジが林を切り開かれた所に居座っている。
ギフ屋なら、一目でわかる飼育ゲ-ジだ。
中身を確認したかったが、地元区長名で簡易柵が設けられ
「立ち入り禁止!」の看板が立っていたので入る事は諦め
その場を立ち去るほかなかった。
今後、当地のギフチョウは学術的価値がなくなる可能性が大で、
今後の取り扱には注意が必要になってくる時が訪れることになりそうである。
この時点で、もう手遅れなのかもしれない・・・???
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先週末は、岡山県北部に出かけましたが強風と寒さで
観察を断念し早々に地元三木市に戻り、新産地の開拓に里山を徘徊しました。
ワラビやタラの芽を採りながらの徘徊でしたが、気になっている所で発生地を確認する事が出来ました。

おいしそうな「カンアオイ」が一杯です。
里山のギフチョウは人による森林整備によりその消長が左右される事が多く、
放置農地となった所では下草や笹、低木がはびこり
地べたの繁殖するカンアオイの勢いがなくなり、ギフの個体数も
減るところが少なくはありません。
こちらも、笹がはびこっていますが、谷間の雑木林の中。
開発がない限り、消滅はないかと思われます。
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林の中で、春蘭が花をつけていました。
派手さはないが、清楚で可憐な姿に魅せられます。
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花期は過ぎていたが、ショウジョウバカマも沢山生えていた。
この花の状況ですと、ギフも発生末期の様子。
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時折、訪れるギフに見とれ来年も当地が無事であることを願い、
別れを惜しむ人となりました。

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タグ : ギフチョウ 春蘭

2014/04/23 12:44 |ギフ屋COMMENT(3)TRACKBACK(0)  

5月のギフ その1

ギフチョウも中盤を終えいよいよ終盤戦へと突入です。

可能な限りは車を使いますが、雪や落石で通行不可の林道を
自転車で、より目的地に近づき道がなくなれば徒歩にて
道なき無名の山の藪をかき分けギフの棲家に到達する。
ちょっと冒険チックな山行ではあるが、これが病み付きになっている。
 最大の目的は未知の発生地を探し求める事ではあるが、それが
叶わなくとも道中で採取できる山菜や岩魚の魚影に糸を垂れ
今晩のかてを得ながらの徘徊に生を感じる今日この頃であり、
最近では、この行いを「山遊び」と、称している。

まずは、5月のギフ報告です。
 
5月4日に兵庫県美方郡村岡の「蘇武岳」に行ってきました。
「ホンマ、よ~行くなぁ!」と、聞こえてきそうですが、
蘇武岳と言うカッコいい名前と360度のパノラマ景色に惹かれて
5月の初めに訪れています。
ただ、ここ最近毎年のように訪れる理由はもう一つあり、
そこそこ見れたギフチョウがこの4年ほど確認できていない事が
非常に気掛かりになってきたことです。
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タグ : ギフチョウ 岩魚 山遊び

2014/05/27 23:15 |ギフ屋COMMENT(2)TRACKBACK(0)  

5月のギフ その2

 季節も見た目の環境も申し分は無いのにギフチョウの姿が
見られなくなった産地は少なくはない。

 蘇武岳を訪れたこの日は、頂上登山口に咲く桜は満開で
少し離れたところにも豆桜が沢山の花をつけていた。
天気はご覧のとおり晴天、到着時の気温はやや低くかった。

 今年の4月ギフは、3月末の気温上昇もあり低地では早めの発生で
多くの個体が一気に出たようなイメ-ジであったが、中頃に寒気の影響で
遅霜が各地で観測された。
当地の発生も例年通り4月25~以降の発生と推測したが、
GW前半に出動できなく、後半の5月4日となったが、個体数は多くなって
観察には適しているものと思われた。

頂上付近の灌木帯。朝1番にこの場所で観察をする。
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気温が上がりだすと、暑さに弱いギフたちは少し下った
涼しそうな樹林帯の陽だまりで領有行動に励む。
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木々の芽吹きからでは発生も最盛期を過ぎた頃合いか?
破損した個体でも観察できるだろうとたかをくくっていたが、
残念ながら、1頭の確認もできず昼前に標高を下げた産地に移動することになった。

 その理由は移動時間の少ない所で、1頭でもギフを確認したく発生終了した産地にもかかわらず、
あわよくば、タラの芽などの山菜も採取可能であろう場所を選んだ。
しかし、そんな期待も裏腹におぞましき奴等が待ち受けていようとは想像もしていなかった。

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2014/05/28 06:20 |ギフ屋COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

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